2011/07/09 ●アシモがムラタがエボルタが
原発事故考 元防衛相・小池百合子
小池 最初に役に立ったのはアメリカの無人偵察機。その後は自動掃除機「ルンバ」で知られるアイロボット社のロボットでした。これもアメリカ製です。日本はロボット大国のはずなのに使えるロボットがない。日本のロボットはバイオリンを弾いたり、お年寄りをお風呂に入れたりできても、いざというときに日本を守れない。
--どうしてそうなのですか
小池 「軍事転用の可能性がある」と非難されるのを恐れて自粛してしまうからでしょう。民間の日本のロボット技術は素晴らしいが、有事に役立つようなロボットは大学院でホコリをかぶっている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110705/dst11070503190002-n3.htm
引用ここまで
原発事故が起こったときアシモがいつ登場するか待ってました。
放射能もなんのその、人が行けない危険な場所に
軽妙なステップで瓦礫を乗り越え
映像を撮ってきたりケーブルを担いで復旧工事に大活躍する姿です。
他にもムラタセイサク君が自転車で荷物を運び
Panasonicのエボルタ君が荷物をしょって壁をのぼります。
どことなく緊張感がないムラタセイサク君
ところがアシモはおろかロボット技術で世界最先端(と思ってた)の日本勢はさっぱり
代わりに登場したのはアイロボット社の無限軌道&アームの無骨な戦車型ロボット。
アイロボット社ウォリアー(戦士)
う~ん流石アメリカ!
宇宙探査や軍事用で培った技術が生きています。
ロボットとは人が行けない危険なところで使う機械。
設計思想がはっきりしていています。
高温・多湿・放射線・真空・無重力・通信途絶・・・
極限状態で使うのに「足」はおろか人の形はいらないわけです。
ジオンの技術者も言ってました。
「足?あんなの飾りで何の役にもたちませんよ。偉いヒトにはわからんのです」
と前置が長くなりましたが
オフィスにアイロボット社のルンバを買いました。
掃除機はR2D2ばりのSUIDENの業務用を使ってましたが
重いし、ものすごい音と吸引力で掃除するのにはそれなりの覚悟が必要です。
その点勝手に掃除してくれるルンバは魅力的でした。
掃除くらい自分でやれよ!とか、
自分でやればタダだぜ!
結構な運動になって一石二鳥だぜ!
とか悪魔のささやきにも負けず
買ってしまいました。
障害物に当たったり
くるくる回りながらオフィスの中を行ったり来たり
机の下やワゴンの隙間に潜ったりけなげに働きます。
掃除してる最中ずっと観察してました(笑)
結構タイルカーペット細かい埃が多いようで
白いルンバの前と上に青いチリが積ります。
1時間ばかり追い回した(仕事シロ!)挙句
見るのも疲れたのでスイッチOFF。
ダストボックスのゴミを見たら結構とれてます。
青いカーペットの埃とチリでいっぱいです。
ルンバは吸引力がない分、長時間何回も繰り返すことでしっかりと掃除するようです。
人が掃除する方が早くきれいになることはわかってますが
文句も言わずに黙々と汗もかかずにやってくれ、
終わったら自動的に充電ステーションに戻るところが健気ですね。
アシモがエプロン付けて掃除機かけてくれるのとどっちがいいか?
どっちも掃除が終わるまで見てるのは一緒かも?
やっぱり女性が掃除機かけてくれるのが一番ですね。
感謝を忘れると有事になりますが・・・
column 「御茶ノ水妄想研究所」 | archives(記事一覧)
Copyright(C) DataCabinet Inc. All Rights Reserved.