2011/03/05 ●テレビ爆発、経験ありますか?
「テレビ爆発、経験ありますか?」…中国人4人に1人が「はい」
サーチナ総合研究所(上海サーチナ)がテレビの爆発問題についてアンケート調査したところ、ほぼ4人に1人が「爆発に遭遇したことがある」と回答した。中国ではテレビをはじめとする電化製品の爆発や炎上などが、しばしば伝えられている。国共産党機関紙の人民日報系ポータルサイト「人民網」はこのほど、「液晶テレビの爆発を防ぐための3つの方法」と題する文章を掲載した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0301&f=national_0301_157.shtml
いきなりで恐縮です。最近一番驚いた記事でした。
なんでも爆発がお国柄ですが、稀なケースが伝えられているのと思いきや
共産党が人民に爆発させない方法を指南しているとは・・・・。
しかもメーカー別のランキングまで・・・
テレビの爆発ランク…1位の「創維」、液晶製品も相変わらず=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0214&f=national_0214_057.shtml
秋葉原に中国人が群がる理由がわかります。
前置きはこのへんで
最近読んだ本をいくつかご紹介。
先ずは中国関連。産経新聞記者時代からその行動力に畏敬の念を抱いていた
福島香織さんのフリージャーナリスト第一作
『潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋刊)
まあ凄まじい!それと恐るべき生命力
日本人に生まれてよかったと思える1冊です。
中国つながりでもう一冊
横山 宏章著
『中国の異民族支配』 集英社新書
伝統的な華夷秩序、漢人/異民族王朝を繰り返してきた大陸で
国民党、共産党が漢人支配を正当化するために考えた理屈。
チベット、ウイグル、満州、朝鮮・・・周辺の夷狄(野蛮人)が
いつのまにか中華民族になってひとくくり。
それでいて指導するのは漢人だという・・・
ジャイアニズムがよくわかる一冊です。
福沢諭吉大先生もさすがに朝鮮、シナに愛想をつかして
「脱亜論」を書かれましたが
古田博司著
新しい神の国 (ちくま新書)
日本は亜細亜ではないということを再確認できる一冊。
タスキにある一節
日本は東アジア諸国からやってきた儒教を骨抜きにし、道学先生を笑い飛ばし、
科挙試験や学閥政治などの硬直した体制を受け入れず、合議制で独裁者の
発生を許さず、不気味は宦官制度や凌遅之刑などの肉刑からは自然に目を
背けた。~
古田先生の本はどれも面白い。
次は歴史物
佐藤 賢一 (著)
英仏百年戦争 (集英社新書)
暗黒の中世ヨーロッパ。英仏って言ってるけど
イングランド王は大陸に広大な領地を持つフランス人。
国民国家がまだ成立せず英仏って別の国が戦争したように見えるが
実は領主の抗争。複雑な姻戚関係とローマ法王、
シェイクスピア、ジャンヌダルク、ロングボウなども登場。
教科書で教わった知識を深めてくれます。
「向かうところ敵だらけ」
タスキのコピーで速攻購入。コミック書籍っていうジャンル(丸善命名?)
西原理恵子/著 佐藤優/著
週間とりあたまニュース 新潮社
サイバラ絶好調!
「政府がヨドバシカメラになったエコポイント」
「公務員は逃げのプロ」
「だいたい健全な借金っつーのがこの世にないワケよっ」
「この世の中には病気にならない夫、つぶれない会社につとめている夫はおりません」
拍手!
最後に久々に本棚から出してきて
読み返した史上最高のコアムニスト
山本夏彦 著
オーイどこ行くの 夏彦の写真コラム 新潮文庫
亡くなってはや10年、この方は預言者かと思える程、新鮮なコラムの数々。
「教育の普及は浮薄の普及」
「貧乏なくなる」
「どたんばでご破算にする」等々
日々おかしいな~っと思いつつ流されている事象を
独自の視点で短く鋭いコラム。
今でも読んでニヤリとさせられます。
で、今回の結論。
「日本人でよかった!」
最近ちょっと怪しいけど・・・・
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