御茶ノ水妄想研究所
2010/08/22 ●夏空

久しぶりに帰省しました。
私の田舎は兵庫県新温泉町。
昔の名称では但馬の国、日本海側の鳥取県との県境の海と山と温泉の町です。

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数年前に帰省したときは、飛行機(鳥取)~レンタカーでしたが
今回は諸般の理由(?)で新幹線で大阪までそこから車で帰省しました。

大阪から実家まで約200Km。
阪神高速~神戸トンネル~中国道~舞鶴道~北近畿道~9号線のルートですが
途中道路が新しくなっているのにびっくり。
ほとんど高速道路状態で140Km程度を走破できました。
残りは今まで通り国道をくねくね、途中休みつつ約4時間半でした。
道路は良くなりましたが時間で考えると東京~大阪まで2時間半、
そこから残りたった200Kmを4時間以上。全然早くなった気がしません。
家の前の電柱までは光回線なんだけど
家に引きこんだ回線はアナログ2400bpsてな感じでしょうか?

道路建設が地域の活性化を促進することは十分理解できますが、
末端に届くまでには末端に人がいなくなっては元も子も無いような・・そんな気がしました。
つくづく政治の仕事は長期的な雇用の確保だと思います。
原発を誘致してたらどうなってたでしょうか?

まあ、堅い話は置いて食べ物の話しでも・・・
帰った夜は母親がつくってくれたサザエの壺焼き、
イカの造り(山盛)、イカ足(ゲソ)のてんぷら。
特に絶品はイカの造りは細く切ったイカを山盛りに、上に生姜をすって
地元のさしみ(超濃口)醤油を垂らして混ぜて食べます。
ビールを飲みながらウマイんだなこれが・・。(古)
昔は毎日これだったので辟易しましたが、今やふるさとの味ですね。
焼サバも毎日食べてましたが最近は獲れません。
スーパーに行けば北欧産。寂しいものです。

スウィーツっていうか菓子は栃餅。実家が菓子屋をやってたときも作ってましたが
栃の実を手間暇かけて加工して餅にしてました。
今回食べたのは新杵さん(ご無沙汰です)の栃餅。いやー懐かしい味。
ほろ苦さと柔らかい餅、あんこの絶妙のハーモニー。抜群です。

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次は玄武堂のロミーナ。
昔からある堅めのうす焼き塩せんべいなんですが
何故か「おしゃれな気分でヨーロッパ欧風センスのMissロミーナ」とキャッチが・・・
発売以来35年とありますが名前の由来は未だによくわかりません。
コーヒー紅茶というよりは日本茶が合いますけど。
 

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町で唯一の歩道橋に上りました。
JR山陰本線と道路2本を跨いでいます。
できた当時も必要なんだろうかと思いましたが、ほとんど使用者はいません。
写真を撮りました。

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 にぎやかだった頃の駅や子どもが遊んでいた頃の小学校は今は昔です。
変わらないのは抜けるような夏空とまぶしい山の緑、潮を含んだねっとりとした暑さです。
お盆で人口が倍くらいになっているはずなのに
あまりに静かな景色がちょっと寂しく感じました。


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