2009/02/15 ●サウスバウンド
奥田 英朗の原作とともに、ずっと前から気になっていた映画「サウスバウンド」を見ました。
http://southbound-movie.com/index.html 元過激派の両親とともに、家族5人が東京浅草から沖縄西表島に移住するお話です。 公式サイトを見るとロケは沖縄は今帰仁村(なきじんそん)で行われたもよう。今帰仁村、え・・・行ったな~。大学生の頃、真夏にフェリーで行きました。よその大学の生協主催で1週間、格安でした。生協主催で格安なんだから、決まってるでしょう。「左系」です。
子供からみたずっと家にいる変わったオヤジ、東京下町の雑然とした風景、広々として美しい沖縄の景色が対照的です。
移住後、母さくら(天海祐希)が「どこに行ってもいろいろあるよねェ」と
末っ子の桃子(松本菜奈)が自己紹介で「私のおとうさんは元「カゲキハ」です」と屈託なく話すシーンが印象的でした。
船上では○○集会。沖縄では「反米・反日」色が強かったです。しかし、参加した大半は全然興味なし。沖縄博の頃ですでに「学生運動」や「○青」なんかの時代じゃなくなってました。(ハイサイおじさんが流行ってました=ジャケットは赤塚富士夫=もってるよん)
今帰仁村では、内地の寝台車を改造した「列車ホテル」に泊まりました。沖縄には鉄道がないんです。沖縄で知ったことは他には 今帰仁城跡(グスクといいます)からのサトウキビ畑とその向こうに見える海がとても美しく、いい思い出です。(日焼けでたいへんでした)
1、夏は日差しがきついので、半そでは着てはいけない(やけどします)
2、沖縄の人は泳げない人が多い(雪国出身でスキーができない私は納得)
3、車は潮風ですぐにボロボロになるので内地の中古車が普及している
4、さとうきび農業はもうからない
5、大きな川がないので水は貴重
など
ちょいと調べると今帰仁城跡は世界遺産に登録されています。(びっくり)また行ってみたいところです。
column 「御茶ノ水妄想研究所」 | archives(記事一覧)
Copyright(C) DataCabinet Inc. All Rights Reserved.